【奥越】よろぐろ谷から桧谷
〜 詰めのヤブと繋ぎのヤブで大汗 〜
 〜 美しいデザインナメと水流の競演 〜










【日 時】2018年7月17日(火)
【山 域】両白山地 奥越 九頭竜水系 打波川支流 よろぐろ谷、桧谷
【天 候】快晴
【コース】下小池P6:05−白滝6:40−よろぐろ谷−杉峠13:25−桧谷14:38−極上嘗め−     白滝17:40−P18:28

広い駐車場には誰もいない。
 星を眺め、夜明けの清々しい空気(きよきよ)に包まれながらゆっくりと準備をした。  踏み跡を辿り流れを遡ると滝と言うより、巨大な岩が川を塞いでいるように見えた。
前後は美しい一枚岩が流れをつくっている。
巨大な岩の右から左まで8条もの流れを落としている。
 一体滝の上はどうなってるんだろう。
 素晴らしい風景を眼前にして先を急ぐ気にはなれない。
先へ進めない。たっぷり時間をかけて楽しむ。
 もうここで昼寝して帰ってもいい位だ。




  直登はあきらめて左の泥付きルンゼを登るがズルズルだった。
 滝上がまた素晴らしい。またまたゆっくりしてから、左から入るよろぐろ谷へ。
流れは細く、樹葉が被さるが、猛暑の日射しを遮り心地よくナメを行く。
 滝と言うよりナメの起伏をいくつか越えるとゴロゴロの平流となった。






  しばらく行くと明るい2段スラブの滝、流れを屈曲させながらそびえ立っている。
 さらにナメ床を行けば、黒岩2段  この二つの巻きはちょっと汗をかいた。
 源流部でチョロチョロの水を落とすだけの大岩は上部にもいくつもの岩を連ねているよ うだ。
  右を巻き上がるが、一歩が悪く無理して谷に戻っても枯れていそうなので、そのまま尾根のヤブに突入した。
 山毛欅の大木の尾根だが、足下は笹と灌木の混じったヤブ、しかも逆目だ。
 密度はC級だが、標高差130mの急登は体力を消耗した。
稜線の登山道で杉峠、南の尾根を下り桧谷を目指す
 古いエアリア白山には点線でルートが記されている。
 地面の踏み跡はそれなりにしっかりしており、古い赤布も残っているが、雑木が覆い被 さって鬱陶しいことこの上ない。





何とか桧谷へ辿り着きかなり遅いランチとした。
 平流からナメ床となり、向こうが大きく開けいかにも滝がありそうだ。
 残置の捨て縄2本、懸垂する気にはなれないが、ちょっと拝借して滝の中段まで、あとはヘツッた。
 しばらく下ったあとのナメは壮観だった。





舗装道路のような黒い単調なナメではない。
白っぽいナメ床にポットホールを穿ち、絶妙ウェーブと釜と落ち込みを清流が走る。
そのナメ床にはおしゃれな衣服のデザインのような模様が美しい。
涼しげに覆う水流は小さな窪みで淡いコバルトに染まり、大きな淵では白いしぶきとグリーンの水面が陽光に煌めいている。
概ね300m形を変え、こんな流れを創って続いている。





ヤブコギで遠回りしたからこその感動ナメかもしれないが、直ぐそこにこんな極上ナメがあったのだ。
白滝は右岸の明瞭な巻き道を辿って流れに降り立ち、急な山道を車へと急いだ。

     では また ソーメンランチの極上ナメを 

SHIGEKI




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