石徹白、野伏ヶ岳 《1674.3m》

 〜 山スキーのメッカ 野伏ヶ岳へ 〜

【月日】 平成19年2月24日(土)
【山域】石徹白 野伏ヶ岳   
【天候】 晴れ
【メンバー】 緑水氏、kyu氏 Tsutomu氏 SHIGEKI
【アプローチ】 自宅3:30 = 竜王IC〜白鳥IC =白山中居神社5:45 (195km)
【コース】 神社前6:40 − 林道シール歩行 − 和田山牧場跡8:25 − ダイレクト尾根 − 斜面直登 − 尾根芯 
      − 野伏ヶ岳頂上11:30 − 滑降 − 尾根ランチ 12:10/14:10 − 牧場跡 − 林道滑降 − P 17:20




前夕、銀杏峰への集合場所と時間をメールしたら「もう、福井を走行中」との返事が返ってきた。 緑水氏である。
それなら安心と思いきやその緑氏から
  「福井は雪少なし、石徹白への転進を検討せよ」
との指示が飛んできた。
いくら暖冬でも銀杏峰に雪がない、ホンマかいなと思いながらも師匠の指示で迫真の?現場REPだから反論の余地はない。
Tsutomu氏に連絡し、携帯持って風呂に入る。
そんなこんなで、白山中居神社に6時集合とあいなった。

神社に着くとすぐに見覚えのある車がやってきた。Tsutomu氏だ。
空を見上げると南天に赤っぽい1等星 アンタレス。夏の星座さそり座が輝いていた。

 緑水氏とkyuさんも到着、緑水氏はkyuさんのスキー一式での出発となった。
本人は登山靴でのスキーを強調していたが、山スキーの経験者3人で「それは無理だ〜」と大合唱、このこと自体は間違いではないが、総合的に考えるとどうだったか・・?

橋の横には3〜4台の車が止まっており、数人がスキーの準備中
やっと青みが増してきた早朝の空、遙か彼方に白く見えるのが目的の野伏ヶ岳
   「え〜 あこまで登るんかいな・・!」
早くも途中待機の鍋モードが脳裏を支配する。
すぐに雪の出てきた林道をシール歩行で行くが、何度も雪が断裂しており面倒なスキーの脱着を余儀なくされた。

蛇行する林道を何度かショートカットし、植林を右手の尾根へ抜けると自然林越しに奥美濃の山並みが見えてきた。
 ひと登りで広大な雪原にでた。
取り囲むような石徹白の山々、雪原に立つ山毛欅の大木、雪を割って蛇行するせせらぎ 「オー」思わず歓声をあげる。


     牧場跡の丘陵地から快晴、雲を纏った野伏      薙 刀 は 遙か
    三の峰 別山はたっぷり雪のベール      帰りの牧場跡



暖冬とは言えさすがに石徹白、しばし雪山の景色を楽しんで野伏岳へと向かう。
ダイレクト尾根は長いすそ野を引いており、その末端付近へ回り込まずに、尾根への急斜面を直登する。
我々のルートを見て同じ斜面を登りだした、ロシ、ショート装着の単独男性は、急斜面にシールも効かず、1回コケたら尾根の末端へのトラバース道へ戻っていった。
Tsutomu氏はどんどん登る。kyuさんもそれに続く。
とてもじゃないけどこの急斜面、ホイホイとは登れない。
緑水氏も苦戦している。借り物のゲレンデ用のスキーブーツだからここまで歩いてきただけでもすごい脚力だ。
ジグザグに登り、それもできなくなって板を外してツアーブーツのツボ足歩行となった。が、これもときたま腿までガボる。
フラフラになって尾根芯に辿り着いたらちょうど緑水さんもその状態、頂上でもないのにTsutomu氏が拍手してくれた。
しかし、尾根には乗ったもののまだまだこれから、何とかシールで登る。
斜めの山毛欅の木平で一休み、緑氏は「ここで待つ」とのこと、荷物を預けて急登の尾根を行く。青空バックに霧氷が美しい。


     ダイレクト尾根山毛欅コバ      主稜線まぢか


 何とか主稜線にでた。ひと登りで頂上 快晴無風 大展望
さて、シールを外して滑る。
山頂からダイレクト尾根分岐まで斜度はいいが、新雪はショ−トには厳しい。
ダイレクト尾根上部は締まった雪の上に5cm程度の新雪で気持ちよくターンができた。ビール飲んだら元気出てきてやっぱり頂上に行く、との緑氏もみんなの滑りを見てシリセードで滑ってきた。
尾根下での鍋宴会は、ポカポカワイワイ  自作の野菜入り鍋、こちらはとっておきの鳥野菜味噌鍋 しかし、ぐつぐつ煮えかけた鍋を 乾杯〜 の勢いでひっくり返してしまった。咄嗟に具は拾い集めたが、野伏の雪に染みこんだスープは当然のごとく回収不能だ。


      頂上まぢか シールで登る                                 霧氷も綺麗
    野伏 頂上  T氏の滑降   myシュプール?
  新雪はボチボチ滑り  ここらは快適滑降

 下りは尾根芯の南側を滑る。
山毛欅の木立の中のツリーラン 時折出てくる無木立の広い雪原 どちらにしてもスキーテクは稚拙だがたまに決まる大回り、中回りターンと相まって気持ちの良さは天下一品だった。





山毛欅の疎林をツリーラン


牧場跡からは林道をほぼ忠実に滑る。踏み跡等でデコボコ状態の固まった雪で滑りにくいが、歩きの人が抜くたびに「ええですなぁ うらやましいな」と声をかけられボーゲン多用だがいい気分で滑っていった。

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