遅い花見と天ぷらランチ

〜 久しぶりに土の上を歩いて広場で昼寝 〜





【年 月】2007年5月4日(金)
【山 域】雨乞岳周辺
【天 候】晴
【アプローチ】 自宅6:10 = 鳴野橋P
【コース】 P7:35−大シデ9:00/9:20−広場10:35/15:00−P17:20





 桜は美しい。よく言われるように散り際が潔い。
さらには、散る時の何かを秘めたような美しさが日本人の心だ。

と思いながら人混みはかなわんし、ましてやポピュラーな染井吉野はもう北海道へでも行かないことには咲いていない。

染井吉野ばかりが桜ではない。
回りの木々の新緑と赤っぽい桜の新芽の中で咲いているほんのり薄い色の山桜が美しいのだ。

ポカポカ陽気に広場でゆっくり花見しよう。
そこで、突然天ぷら道具と天然具材を背負って岩ヶ谷林道を歩き出した。

まずは、大シデに対面して行こう。
単独の男性、話し込むと、地元甲津畑の人で、
   昔は炭焼きでこの辺一帯はよく歩いた
   銅と銀の鉱山もあり、この先まで荷車が通っていた
   奥の畑は、茅刈り場で三段の平地があり、一斉に茅を刈り、そして焼いた
   その茅で、炭の俵を編んだ
   杉峠の向こうの鉱山には、600人以上の住人がいて、学校や警察まであった
等々いい話を聞かせて頂いた。
もう少し質問しようとしたら、「ほな、気ィつけて」とさっさと杉峠へ早足で歩いて行かれた。
昭和7年生まれとのこと、亡き父母と同年代の人だった。

左岸の踏み跡は辿らず、小尾根から回り込んで上段台地へ降りた。


  尾根から降りる   主に対面

谷の主に対面
バイケイソウに囲まれて、悠然と佇んでいる。

3人の方がテント装備で峠を目指された。

眩しいと言うのではなく、新緑の黄緑、薄緑の中に赤っぽい新葉からグラデーションのごとくほんのり色付いた花びらの山桜が、やさしい色合いで山を覆っている。

なだらかな斜面の最上段に陣取った。

清流で溶いた小麦粉で昨日、自宅周辺で採った春を油に浮かべる。
飛び入りの動物性淡泊も美味だ。




酔いも回って、満腹になった頃、4人の男女がやって来た。
主に会ってここから帰る とのこと
余りもんだが、山菜の天ぷらを食して頂いた。


      この山行周辺では食材は採れません


      ありませんので、念のため


      車に戻った鳴野橋からも尾根が美しい。


奈良からの方で「鈴鹿が好き、滋賀県側からよく登る」との嬉しい話
鈴鹿の話で盛り上がった。

帰りは同じルートを戻った。
もちろん、桜地蔵さんにお参りして

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